凡人内定完全マニュアル
特に強い売りがない学生が、就職活動をどうやって進めていくべきか、具体的に真摯に書かれた本。
マニュアルとあるが、基本路線は「自分の頭で考えよう」である。
これは、真に就活生のためを思っているからであり、ありもしない答えを提示しないという良心がこの本からはうかがえます。
- 就職活動というゲームのルールはこのようなものになっています。という確定している答えの提示があり、
- ”だから、こういう方向性でがんばろう!”という努力の方向性の提示をしてくれます。
論点が的確で、非常にわかりやすい。
!!決して楽をする方法が書いてあるわけではありません。
楽をしてたら悲惨なことになるよという警告と、まっとうに正しく成長するための方法論が書かれています。
軽快な文章で、非常に読みやすく、また楽しく読める本でもあります。
PRするネタがないと悩んでいる人のためのすごい自己PR作成術
「凡人内定完全マニュアル」も自己PRの大切さと、その具体的なやり方が書かれていますが、自己PR作りにセカンドオピニオンが欲しいという方にはぜひおススメの1冊です。
自己PRに特化しているため、方法論と具体例が豊富です。
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さらにいろいろ読みたい人へ
巷にあふれる就職活動本を何冊も読んでも、薄っぺらい自己啓発しか出てこない可能性が大きいです。
思い切ってちょっと切り口の違う本に手を伸ばしてみることで、思わぬヒントに出会えるかもしれません。
エンゼルバンク
・・・就職活動がゴールではないから、その先まで見ておきたい・・・
マンガです。
数年前に話題になった、「ドラゴン桜」という大学受験漫画はご存知でしょうか?
その作者による、転職マンガです。
転職なんて言ってる前に就職だよ!という声が聞こえてきますが、エンゼルバンクは就職活動をしている大学生だからこそを得てほしい情報があるマンガともいえます(むしろ大学1年生から読んでおいた方がよいと思います)。
作中、様々な社会人が仕事に、会社に疑問を抱きます。自分は何を欲しているのかと、自己分析をします。作中には自己分析という言葉は出てきませんが、まさに自己分析です。
就職後の世界がまったくイメージできないであろう学生たちにこそお勧めしたいマンガです。
就職後、毎日が夢のような生活、という人はあまり多くないでしょう。何らかの不満を抱えながら社会で踏ん張っていくことになるでしょう。
所詮はフィクションの登場人物たちですが、それぞれの悩みが赤裸々に描写されます。
自分だったらどうするだろうか、とか、自分がこういう悩みを持たないためにはどうすべきだろうか、とか。就職の先にある長い長い人生の片りんを想像することもまた、就職活動の一助になることでしょう。
また会社組織とはなんなのか、日本企業と外資の差は、仕事に対する考え方や面接対策についてなど転職と根底で繋がっている様々な話題が取り上げられます。
新入社員採用についても独自の視点で切り取られ、興味はつきません。
マンガなので非常に読みやすいですし、おススメです。
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