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代金の清算 ①例題

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問題1

ホームパーティーのためにPは4100円で料理を用意し、Qは1300円でケーキをRは1500円で飲み物を買ってきた。
3人が代金を同額ずつ負担するためには、QとRはPにいくらずつ支払えばよいか。

  • A:QはPに600円、RはPに1000円支払う
  • B:QはPに1000円、RはPに600円支払う
  • C:QはPに600円、RはPに800円支払う
  • D:QはPに1000円、RはPに800円支払う
  • E:QはPに800円、RはPに1000円支払う

解答と解説

解答

D

解説

まず負担すべき平均金額をだします。日常やっている割り勘です。

  • 4100+1300+1500=6900(円)・・・3人の総額
  • 6900÷3=2300(円)・・・1人あたりの額

次にそれぞれの差額を出します。

  • P:4100-2300=1800(円)・・・もらう
  • Q:2300-1300=1000(円)・・・払う
  • R:2300-1500=800(円)・・・払う

Qは1000円、Rは800円払います。
誰に払うか、その相手はPしかいませんね。

よって答えはDです。

Pは2人から1000+800=1800(円)もらうという事で、つじつまが合っています。

もっと払うべきなのか、出しすぎているでもらうべきなのか、が分かれば自然と「誰が誰に支払うべきか」は解決します。場に払うべき金額をだし、もらうべき人がそこから取っていけばよいとも言えます。

問題2

P・Q・Rの3人が遊びに行き、Pがボーリング代4500円を、Qが食事代2500円を、Rがタクシー代1700円をそれぞれ払った。以前、PはRから2000円を借りており、今回の負担額を均等にすると同時に過去の貸し借りも清算することにした。
この清算は誰が誰にいくら支払えばよいか。

  • A:RはPに200円、QはPに400円支払う
  • B:RはPに400円、QはPに400円支払う
  • C:PはRに400円、QはRに400円支払う
  • D:PはRに600円、QはRに400円支払う
  • E:QはPに200円、Rに200円支払う
  • F:QはPに400円、Rに200円支払う


解答と解説

解答

C

解説

1人あたりの負担額は、(4500+2500+1700)÷3=2900(円)です。
まずそれぞれの差額を出します。

  • P:1600円もらう
  • Q:400円払う
  • R:1200円払う

次に過去の貸し借りを清算します。

  • P:1600円もらう 2000円払う   ⇒400円払う
  • Q:400円払う           ⇒400円払う
  • R:1200円払う  2000円もらう  ⇒800円もらう

よって、RがPとQから400円ずつもらえばよいということになります。答えはCです。

過去の個人的な貸し借りも、当人同士でやりとりする、という意識は捨てましょう。
払うべき金額を場に出します、もらうべき人がそこから取っていけばよいのです。

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