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問題1
図のような十字路に7つの家があり、それぞれP、Q、R、S、T、U、Vの家である。
- Pの家の向かいは、Sの家とVの家である。
- 道路側から見て、Sの家の右隣はQの家である。
(1)次のア・イ・ウの推論のうち、必ずしも誤りとは言えないものはどれか。
- ア:Qの家は7
- イ:Pの家は3
- ウ:Rの家の向かいはSの家
A:アだけ B:イだけ C:ウだけ D:アとイの両方
E:アとウの両方 F:イとウの両方
G:アとイとウのすべて H:必ずしも誤りとは言えない推論はない
(2)更にどのような情報が追加されれば、7人の家の位置が全て決まるか。ただし、情報として追加する選択肢は、できる限り抑えるものとする。
- カ:道路側から見てVの家の左隣はRの家
- キ:道路側から見てUの家の右隣はTの家
- ク:Pの家は5
A:カだけ B:キだけ C:クだけ D:カとキの両方
E:カとクの両方 F:キとクの両方 G:カとキとクのすべて
H:カとキとクのすべてが追加されても分からない
解答
(2)B
解説(1)
SとQは隣接していて、道路側から見てSが左、Qが右なので、Sの候補は2・3・7のどれかです。
またPは2つの家と向かいあっているので、Pの候補は3・4・5・6です。
PとSは向かいあっていることを考えると、候補は以下の2つになります。
この2つの候補を順に検証していきます。
・ア:Qの家は7
Qの家は1で確定、よって誤り。
・イ:Pの家は3
Pの家は4か5、よって誤り。
・ウ:Rの家の向かいはSの家
これは可能性としてあり得えます。
答えはCです。
解説(2)
順に検証していきます。
- カ:道路側から見てVの家の左隣はRの家
- キ:道路側から見てUの家の右隣はTの家
- ク:Pの家は5
・カのみ
確定しない
・キのみ
これはパターン1で確定します。Uの家は2、Tの家は4と決まり、残ったRの家が7である。
答えはBです。
一応クのみで確定するかどうかを検討すると、これでは確定しないこともわかります。
問題2
円形に8つのイスが並んでいて、A・B・C・D・E・F・G・Hの8人が座った。
- Gは1番に座った
- AとEは向かい合わせに座った。
- Fの隣はCとH
- Bの隣はAでもDでもない
(1)次のア、イ、ウの推論のうち、必ず正しいものはどれか。
- ア:AとHは隣同士
- イ:DとHは向かい合わせ
- ウ:BとEは隣同士
A:アだけ B:イだけ C:ウだけ D:アとイの両方
E:アとウの両方 F:イとウの両方 G:アとイとウのすべて
H:必ず正しい推論はない
(2)更にどのような情報が追加されれば、8人の座った位置が全て決まるか。
ただし、情報として追加する選択肢は、できる限り抑えるものとする。
- カ:Dは8番に座った
- キ:Fの左隣りはC
- ク:Fの向かいはG
A:カだけ B:キだけ C:クだけ D:カとキの両方 E:カとクの両方
F:キとクの両方 G:カとキとクのすべて
H:カとキとクのすべてが追加されても分からない
解答
(2)D
解説
まずは位置関係のみで考えます。
2.AとEは向かい合わせに座った。より、AとEを入れます。
3.Fの隣はCとH より、C・F・Hの3人は並んでいるで、下の4パターンになります。
これらを見てBの位置を考える。
4.Bの隣はAでもDでもない
BはEの隣でないと、AかDと隣になってしまいます。よって、BをEの隣にし、Bのもう片方の隣は残ったGとします。またGが1番なので番号も入れると、以下のような4パターンが候補となります。
これを見ながら順に検証していきます。
(1)
・ア:AとHは隣同士
必ず正しくはない
・イ:DとHは向かい合わせ
必ず正しくはない
・ウ:BとEは隣同士
必ず正しい。
答えはCです。
(2)
順に検証していきます。
- カ:Dは8番に座った
- キ:Fの左隣りはC
- ク:Fの向かいはG
・カのみ
確定しない
・キのみ
確定しない
・クのみ
確定しない
またクは考えられる4つのパターンのすべてに該当するので、情報として役に立たちません。
おそらく、カとキの2つで確定することが予想されます。
カとキの2つで確定するかどうか確かめてみると、8人の座り順はパターン1で確定します。
よって答えはDです。