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例題1
(1) 2本ともはずれくじを引く確率はいくらか。
(2) 当たりくじとはずれくじを1本ずつ引く確率はいくらか。
解答
(2)F
解説
当たりくじ2本をX,Y
はずれくじ5本をP、Q、R、S、Tと名付けます。
(1)解説
7つから2つを選ぶのが全事象で、
はずれくじ2本を引くのは、P、Q、R、S、Tから2本選ぶので、
よって求める確率はとなり答えはFです。
(2)解説
当たりくじ1本を引くのはX,Yから1つ選ぶので2通り、
はずれくじ1本を引くのは、P、Q、R、S、Tから1本選ぶので5通り
よって、当たりくじ1本、はずれくじ1本を引くのは、2×5=10(通り)
よって、求める確率はとなり答えはFです。
- 1本ずつ2回続けて引いて、「当たり、はずれ」となった確率と「はずれ、当たり」となった確率の和を求めてもかまいません。
- 2本とも当たりの確率を求めて、余事象で解いてもかまいません。
例題2
大小2つのサイコロを同時に投げます。
(1) 2つのサイコロの目の積が偶数になる確率はいくらか。
(2) 2つのサイコロの目の和が9以下になる確率はいくらか。
解答
(2)C
(1)解説
目の出方は4パターンである。どちらも奇数の目がでた場合の余事象を求めればよい。
どちらも奇数の目が出る確率はなので
となり、答えはEです。
(2)解説
目の和が10,11,12の場合の余事象を求めます。
※目の和は1+1=2 から 6+6=12まであります。2から9までの8通り調べるのは嫌ですね。
- 目の和が10になるのは (大、小)=(6、4)・(5、5)・(4、6)の3通り
- 目の和が11になるのは (大、小)=(6、5)・(5、6)の2通り
- 目の和が12になるのは (大、小)=(6、6)の1通り
以上より目の和が10以上になるのは、3+2+1=6(通り)あるので、
目の和が10以上になる確率はとなります。
よって求める確率は答えはCです。