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例題
(1)次のア、イの正誤を考え、AからIまでの中から正しいものを1つ選びなさい。
- ア:Rの人口は、Qの人口より少ない。
- イ:QとRを合わせた地域の人口密度は112人/㎢になる。
- A:アもイも正しい
- B:アは正しいが、イは分からない
- C:アは正しいが、イは誤り
- D:アは分からないが、イは正しい
- E:アもイも分からない
- F:アは分からないが、イは誤り
- G:アは誤りだが、イは正しい
- H:アは誤りだが、イは分からない
- I:アもイも誤り
(2)次のカ、キの正誤を考え、AからIまでの中から正しいものを1つ選びない。
- カ:PとQの人口の和は、Rの人口の1.5倍である。
- キ:PとRを合わせた地域の人口密度は、Qの人口密度と等しい。
- A:カもキも正しい
- B:カは正しいが、キは分からない
- C:カは正しいが、キは誤り
- D:カは分からないが、キは正しい
- E:カもキも分からない
- F:カは分からないが、キは誤り
- G:カは誤りだが、キは正しい
- H:カは誤りだが、キは分からない
- I:カもキも誤り
解答
(2)G
解説
計算のしやすい具体値をおいてしまいましょう。
PとQの人口が等しいので、これを160と120の最小公倍数の480とおいてみると、下の表のようになります。
これを見ながら順に検証していきます。
解説(1)
ア:Rの人口は、Qの人口より少ない。
Rは600、Qは480なので、これは誤り。
イ:QとRを合わせた地域の人口密度は112人/㎢になる。
(480+600)÷(4+6)=108(人/㎢)となり、これは誤り。
よって答えはIです。
解説(2)
順に検証していきます。
カ:PとQの人口の和は、Rの人口の1.5倍である。
PとQの人口の和は、480+480=960
これはRの人口の960÷600=1.6(倍)であり、これは誤りです。
キ:PとRを合わせた地域の人口密度は、Qの人口密度と等しい。
PとRを合わせた地域の人口密度は(480+600)÷(3+6)=120(人/㎢)とであり、Qの人口密度と等しくなります。これは正しいです。
よって答えはGです。