スポンサーリンク
練習問題①
- PはQに勝ったが、Sに負けた。
- QはRに勝ったが、残りは全敗した。
- TはPとRに勝ったが、全勝ではない。
- 引き分けはなかった。
(1)次のア、イ、ウの推論のうち、必ずしも誤りとはいえない推論はどれか。
- ア:3勝1敗は2人だ
- イ:2勝2敗は2人だ
- ウ:1勝3敗は3人だ
A:アだけ B:イだけ C:ウだけ D:アとイの両方
E:アとウの両方 F:イとウの両方 G:アとイとウのすべて
H:必ずしも誤りとは言えない推論はない
(2)更にどのような情報が追加されれば、全ての試合の勝敗が決まるか。ただし、情報として追加する選択肢は、できる限り抑えるものとする。
- カ:Pは1勝3敗だった
- キ:Rは2勝2敗だった
- ク:Sは3勝1敗だった
A:カだけ B:キだけ C:クだけ D:カとキの両方
E:カとクの両方 F:キとクの両方
G:カとキとクのすべて
H:カとキとクのすべてが追加されても分からない
解答
(2)B
まず確定していることを入れます。
Tは全勝ではないため、Sに負けていることもわかります。
これを見ながら順に検証します。
(1)
ア:3勝1敗は2人だ
3勝1敗になりうるのはSとTで実際にそうなるように星取り表をうめることができる。
これは必ずしも誤りとはいえない。
イ:2勝2敗は2人だ
2勝2敗になりうるのはPとRだが、2人がともに2勝2敗になる星取り表はつくれません。PとRの対戦があるからです。
これは誤りである。
ウ:1勝3敗は3人だ
1勝3敗になりうるのはPとQとRで実際にそうなるように星取り表をうめることができる。
これは必ずしも誤りとはいえない。
よって答えはEです。
(2)
カ:Pは1勝3敗だった
RとSの試合結果が決まらない。
キ:Rは2勝2敗だった
すべて確定する。
ク:Sは3勝1敗だった
PとRの結果が決まらない。
よって答えはBです。