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問題1
- カードは、77ではなかった
- カードは、偶数ではなかった
- カードは、29であった
1.~3.までの発言は信頼できるとは限らない。そこで、いろいろな場合を想定して推論がなされた。
(1)次のア、イ、ウの推論のうち、正しいのはどれか。
- ア:1 が正しければ、2 も必ず正しい
- イ:2 が正しければ、3 も必ず正しい
- ウ:3 が正しければ、1 も必ず正しい
A:アだけ B:イだけ C:ウだけ D:アとイの両方 E:アとウの両方
F:イとウの両方 G:アとイとウのすべて H:正しい推論はない
(2)次のカ、キ、クの推論のうち、正しいのはどれか。
- カ:1 が正しければ、3 も必ず正しい
- キ:2 が正しければ、1 も必ず正しい
- ク:3 が正しければ、2 も必ず正しい
A:カだけ B:キだけ C:クだけ D:カとキの両方 E:カとクの両方
F:キとクの両方 G:カとキとクのすべて H:正しい推論はない
解答
(2) C
解説
(1)解説
順に検証していきます。
ア:1 が正しければ、2 も必ず正しい
77でないという情報だけでは、選んだカードの数が奇数か偶数かは決定できない。
この推論は誤りである。
イ:2 が正しければ、3 も必ず正しい
奇数だという情報だけで、選んだカードの数が29かは決定できない。
この推論は誤りである。
ウ:3 が正しければ、1 も必ず正しい
29であれば、当然77ではない。
これは必ず正しい。
答えはCです。
(2)解説
順に検証していきます。
カ:1 が正しければ、3 も必ず正しい
77でないという情報だけでは、選んだカードの数が29とは決定できない。
この推論は誤りです。
キ:2 が正しければ、1 も必ず正しい
奇数だという情報だけで、選んだカードの数が77でないとは決定できない。77である可能性もあるため、必ず正しいとはいえない。
ク:3 が正しければ、2 も必ず正しい
29であれば奇数です。
もちろんこれは必ず正しい。
答えはCです。
問題2
- 少なくとも3種類の小銭が入っている。
- 1円玉と10円玉と100玉の枚数はいずれも2枚だ。
- 全部で11枚の小銭がある。
1. ~3. までの発言は信頼できるとは限らない。そこで、いろいろな場合を想定して推論がなされた。
(1)次のア、イ、ウの推論のうち、正しいのはどれか。
- ア:1 が正しければ、2 も必ず正しい
- イ:2 が正しければ、3 も必ず正しい
- ウ:3 が正しければ、1 も必ず正しい
A:アだけ B:イだけ C:ウだけ D:アとイの両方 E:アとウの両方
F:イとウの両方 G:アとイとウのすべて H:正しい推論はない
(2)次のカ、キ、クの推論のうち、正しいのはどれか。
- カ:1 が正しければ、3 も必ず正しい
- キ:2 が正しければ、1 も必ず正しい
- ク:3 が正しければ、2 も必ず正しい
A:カだけ B:キだけ C:クだけ D:カとキの両方 E:カとクの両方
F:キとクの両方 G:カとキとクのすべて H:正しい推論はない
解答と解説
(2) B
(1)解説
順に検証していきます。
ア:1 が正しければ、2 も必ず正しい
少なくとも3種類の小銭が入っているという情報だけでは、小銭の種類やその枚数については不確定です。1円玉と10円玉と100玉の枚数はいずれも2枚であるとは決定できません。
これは必ず正しいとは言えません。
イ:2 が正しければ、3 も必ず正しい
1円玉と10円玉と100玉の枚数はいずれも2枚という情報だけでは、他の小銭の枚数については不確定です。
これは必ず正しいとは言えません。
ウ:3 が正しければ、1 も必ず正しい
全部で11枚の小銭があるという情報だけでは、小銭の種類については何もわからない。これは必ず正しいとは言えない。
答えはHです。
(2)解説
順に検証していきます。
カ:1 が正しければ、3 も必ず正しい
少なくとも3種類の小銭が入っているという情報だけでは、小銭の枚数については何もわかりません。
これは必ず正しいとは言えません。
キ:2 が正しければ、1 も必ず正しい
1円玉と10円玉と100玉の枚数はいずれも2枚ならば、少なくとも3種類の小銭が入っていると言えるでしょうか。
1円玉と10円玉と100玉が財布の中にあることが確定しているのだから、もちろんこれは正しいです。
ク:3 が正しければ、2 も必ず正しい
全部で11枚の小銭があるという情報だけでは、小銭の種類やその枚数については不確定です。
これは必ず正しいとは言えません。
答えはBです。