原価・利益・定価
損益は、商売の問題です。
自分が物を仕入れて、売って、利益を上げる、そういうつもりで臨みましょう。
まずは損益算で使われる用語を覚えましょう。
- 原価・・・物を仕入れたときの値段。仕入れ値ともいう。
- 定価・・・原価に利益を上乗せした値段
- 売価・・・商品が売れたときの値段。定価で売れれば、定価=売価である。
しかし、この言葉が使われるときは、定価では売れずに割り引いて売ったときがほとんどです。
- 原価の2割増しの定価 ⇒ 定価は原価の12割(原価をもとにしているので、原価が10割)
- 定価の1割引きの売価 ⇒ 売価は定価の9割(定価をもとにしているので、定価が10割)
具体例
基礎例題①
原価800円の2割増しの定価にした。利益はいくらですか。
解答と解説
800×0.2=160 より160円
基礎例題②
定価1200円では売れず、1割引きで売った。売価はいくらですか。
解答と解説
1200×0.9=1080 より1080円
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